地球人を超えたIQの持ち主

一度は聞いたことはあるIQというものは"知能指数"と呼ばれており、平均90から100と呼ばれている。

 

しかし、その平均をはるかに超え、人類の限界のIQを持っていたと言われる人間がいる。

それは、ジョン・フォン・ノイマンだ。

 

彼は、ハンガリー出身のアメリカ人数学者であり、1985年から1992年までアメリカの自動車会社General Motorsで副社長を務めた。

数学者でありながら、いろいろな道に活路を見出した。

 

彼の才能は小さい頃から開花していた。

 

例えば、小学校入学前から何桁もある数字を暗算でかけ算でき、また小学校低学年ですでに微分積分をマスターしていたという。

 

しかし、そんな彼の頭脳は核兵器に使われてしまった。

第二次世界大戦中、アメリカ政府のもとで核開発に関わった。

彼のお協力のおかげでアメリカは核兵器を広島、長崎に落とすことができたと言っても過言ではない。

 

しかし、ジョン・フォン・ノイマンが天才だったという人がいる一方で、彼は創造性に欠けていたという人もいる。つまり、数学、物理また経済学などの学問的なものに対する問題解決は人類を超越していたが、新たなものを作り上げるという能力に関しては人並みだったということだ。

 

最近、広島にアメリカ大統領が訪問するなど、核軍縮の動きが世界で広がっている。しかし、核兵器を作るのは数学者、物理学者などの天才たちだが、その核の脅威を排除しようと動くのは私たちである。