人間は動物ですから。

これは私が最も好きな名言の中で、特に好きなものである。

 

日本の近代芸術を代表している人と聞いて、皆さんは何を思うでしょうか?

 

私は岡本太郎と答えます。

 

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岡本太郎は、既存概念にとらわれない画家として有名かと思われますが、彼は幼少の頃から絵を描くのが好きだったという。しかし、「何のために描くのか」という疑問を常に持っていた。そして、岡本はその芸術に対する懐疑心を持ったまま東京美術学校を決意する。彼の自由や権利に対する情熱は目をみはるものがあり、自由や権利を剥奪しようとするものに対して生涯反抗した。岡本の人生に対する考え方や彼の芸術は広く一般の人々にも共感と影響をあたえた。

 

また、岡本太郎はピアノも堪能であった。

太郎は1930年代にヨーロッパに長期滞在し、その頃からピアノに親しんでおり、岡本の知り合いの芸術家仲間の集まりでもピアノをよく弾いた。特にモーツァルトなどのクラシックを好み、日本帰国後も自宅のアトリエにピアノを設置し、作品制作の合間に彼の趣味であるモーツアルトなどのクラシックまたはジャズなどを弾いていた。岡本太郎のピアノの腕前はプロ級と言われており、その演奏はほとんどが暗譜だったらしい。

 

日本を代表する芸術家がピアノも堪能だったとはなんとも意外な話である。